日本そして世界中から。高級銘石だけでなく良質安価な石まで。

墓石に必要なのは、仏様へのご供養の心が墓石の姿形とともに、永代にわたり美しく残ることです。
そのため耐久性・低吸水率・美しい色柄等の条件に秀でた御影石（花崗岩）や安山岩等を専ら墓石に使います。
産出量が少ない高級な国産銘石以外にも、品質に優れた石は世界中にあります。西村石材ではお客様の
ご希望の石こそ第一と考え、品質・価格・美しさをふまえた最適な石種をご提案させていただきます。

　


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1 伊予大島石

2 紀山石

3 磐梯石

4 羽黒糠目石
1 伊予大島石

国産銘石として有名な「大島石」。愛媛県今治市の大島から産出されることから伊予大島石と呼ばれます。色は灰色・石目は中荒で、硬さと吸水性の低さは国産の花崗岩の中でも特に優れています。

2 紀山石

みちのく福島県を代表する、青みがかった上品な色合いと細かな粒子が美しい白御影石です。粘りをもつ石質や低吸水率が風化・劣化に強く、永代までご安心できるお墓として最適です。

3 磐梯石

主に福島県、一部宮城県でも産出される、光沢が良く吸水率も低い青色系花崗岩です。石目は細かで艶もあり、水はけの良さと美しさで人気のある高級石材です。

4 羽黒糠目石

茨城県の筑波山系・羽黒地区から産出されます。米糠のように細かであることからその名がついた通り、石目はきめ細かで緻密。美しいだけでなく風化にも強く、強い耐久性をもっています。

　

　

5 岡崎・牛岩

6 岡崎・中目石

7 下山・花沢石

8 福島青御影
5 岡崎・牛岩

地元・愛知県を代表する銘石が岡崎産の牛岩。目が細かく上品な青みを帯びた石肌が好まれています。また石質が硬く耐久性も高いため、美しさを永年にわたって保ちます。産出量の少ない高級石材です。

6 岡崎・中目石

茨城・香川と並び称される日本三大産地・岡崎で古くから産出される、牛岩とともに代表的な石です。白と黒の粒子のバランス良く、石質も粘りがあり、見た目・耐久性ともに優れています。

7 下山・花沢石

愛知県の隠れた銘石が豊田市下山の花沢石です。白目できめ細か、艶出しもよく、むらが少ないのが特長。また粘り強い石質・低吸水率は耐久性にもつながり、徳川の時代から長く愛された石でもあります。

8 福島青御影

磐梯石や紀山石など銘石が産出される福島県産の青御影石は、無銘の石ですが品質も高く、深みのある青さや中目の柄が引き立ち、銘石と遜色のない美しさを持ち合わせています。

関東は黒系・関西は白系など、地域性があります。

  

石からの距離で、色・質感の見え方が変わります。

　

　

9 青御影石（中国産）

10 白御影石（中国産）

11 青隆御影石（中国産）

12 欧州御影石（葡産）
9 青御影石（中国産）

大島石、紀山石といった国産の青御影石と同様の上質な花崗岩。きめ細かで上品な青みを帯びています。国内よりも圧倒的に広大な山々から安定した質と量で産出され、国産石とほとんど遜色がありません。

10 白御影石（中国産）

茨城産が代表格で、日本で最も墓石として使用されている白御影石。それとほとんど変わらない品質・見た目・色合いをもった、石の宝庫・中国で産出される白御影石です。

11 青隆御影石（中国産）

中国産・青御影石よりも青みが深く、石目は粗めですが硬く吸水性も低いので墓石に適しています。国産の青御影石とも遜色のない、味のある風合いをもった、おすすめの石です。

12 欧州御影石（ポルトガル産）

日本では古くから輸入墓石材として定評のあるポルトガル産の花崗岩（御影石）。一見では国産の石とほとんど違いがわからないほどの石目・石肌です。ぜひ実物を見て質感をお確かめください。

　

　

13 桜御影石（中国産）

14 長楽石細目（中国産）

15 輝緑石（インド産）

16 緑洋石（中国産）
13 桜御影石（中国産）

洋墓では人気の高い中国産の花崗岩。白御影石が桜色を帯びたような目の細かさ、女性的で柔らかな印象の石です。石質も硬めですので耐久性もあり、墓石以外にも装飾用としても使われています。

14 長楽石細目（中国産）

色はグレー系、石目は細目でなめらか。洋墓だけでなく和墓にも適した、落ち着きある印象の中国産石です。吸水性も低く粘度のある石質ですので、経年変化も少ない安心できる石といえます。

15 輝緑石（インド産）

磨くと宝玉のような艶・輝きの出るインド産の緑系御影石。重量感があり、硬質で吸水率も低いので耐久性にも秀でた石です。大理石のような色・柄は高貴で現代的な印象を与えます。

16 緑洋石（中国産）

中国を代表する緑色系御影石（花崗岩）。石質は硬質、艶があり吸水率も低いので洋墓に最適な石です。見た目の高級感、上品さで人気も高まっています。

 

　

　


墓石の石種を選ぶ際には、美しさだけでなく耐久性も十分ご考慮ください。
つるっと美しく磨かれた石は水をはじく、というイメージがありますが、実は石は微細な孔が無数にあり、そこから水を吸い込んでいるのです。吸い込んだ水が簡単に排出されないと、石が徐々に変色したり、寒暖などの温度変化により表面だけでなく内部からも劣化してしまいます。そのため屋外で風雨にさらされるような墓石には、吸水性の「低い」石が必須となるわけです。
国内の銘石と呼ばれる石は、美しさだけでなく吸水性が低く耐久品質のあるものが多いですが、広大な中国にも国産石に勝るとも劣らない石がたくさんあります。銘柄にこだわらず見た目と品質でお考えのお客様には中国石は最適です。ぜひ見て触れてお確かめください。